2016-01-01から1年間の記事一覧

ほぼ半同棲

まだ正式にお付き合いしているわけではない彼氏候補さんとの日々は、最近ほぼ彼氏候補さんがお泊りしてという生活になってきております。 お泊りしてもらう時は、ご飯を作って、一緒に食べて、一緒にお風呂入って、一つのベッドに寝るというサイクルです。 …

下弦の月ー27

「知らないわ…そんな事…」 自分でも気づかない身体の熱がそこに集中している事をひろきに問いかけられ、れいかは、羞恥で息が上がりそうになるのを堪えながら、知らないと言い続ける。 「今日は…この蜜を味わう事にしよう…」 「えっ…?あっ…んっ…やっ…んっ……

今日から12月

今日から12月です。 ついこの間、年が明けたと思っていたけど、もう今年も終わりですね。 変わった事といえば、いまお付き合いしている彼氏候補さんのサポートを受けながら、メンタルを保てるようになったことです。 彼氏候補さんの精神的サポートを受ける…

またまたご無沙汰を

またまたご無沙汰をいたしました。 いろいろありましたが、なんとかメンタルは保てるようになりました。 これも、彼氏候補さんの深い支えのおかげでございます。 1人で病院に行けないと言えば、車で送り迎えをしてくれ、なるべくそばにいてくれます。 そば…

気が狂いそう

9万5千の金策に失敗して、携帯が止まり、口座を管理している社会福祉協議会は、払えない払えないの一点張りで、生活がかなり困窮しています。 携帯が止まったままだと仕事を探すに探せない。 しかし、働かねば携帯代を払えない。 しかし、携帯が止まったま…

下弦の月ー26

「れいかさん…そこに座って…」 ひろきは、れいかにさっきまで座っていた座席に座るよう促す。 「座ればいいのですか…?」 ひろきに座席に座るよう促されたれいかは、座ればいいのかとひろきに訊ねる。 「スカートを捲り上げて座って…」 れいかに座ればいいの…

下弦の月ー25

「瞳」 先程まで自分たちが立っていたステージ上に横たわる瞳に、ひかるは声を掛け、瞳の身体を抱き起す。 「今日も…散々いたぶられたな…」 凌辱の跡が残る瞳を抱き起しながら、ひかるは瞳に今日も散々いたぶられたみたいだなと声を掛ける。 「平気です…私に…

ドライブ行ってきました。

昨夜、彼氏候補さんと近所でお好み焼きを食べに行った後、神戸までドライブに行ってきました。 昨日、秘密のバイトが秋祭りのため、お休みになり、昼間から遊びに来てくれた彼氏候補さんと夕方まで部屋でまったりしたあと、お好み焼きを食べたいという私の要…

下弦の月ー24

「そろそろ…瞳を拾いに行かないとな」 「拾いって…まさか…」 そろそろ瞳を拾いに行くというひかるの言葉に、れいかは、もしかして、瞳は観客の誰かに抱かれているという事なのかと問いかける。 「れいかさん…だっけ…?これは…俺たちの中では当然の事なんだよ…

だめだ!だめだぁ!

新作が仕上がらない。 何作か書いてみましたが、どれも納得がいかない。 もう10月なのに、新年の初心で語った『自活』と『目指せ!官能小説家』はいまだ達成できずじまい。 しかし、変な恋愛遍歴だけは重ねている。 ダメんずホイホイの名を欲しいままにし…

下弦の月ー23

やがて、ひかると瞳のショーは終わり、れいかは、ひろきに連れられてひかると瞳のもとを訪れる。 「よぉ…来てたんだな…」 「招待しておいて、来ていたのかはないんじゃないか?」 来ていたんだなと声を掛けたひかるに、ひろきは、招待しておいてその言い方は…

下弦の月ー22

ひろきとれいかは、とあるビルの地下にいた。 れいかは、ただの貸しホールにしか見えない、ここのどこがひかると瞳の仕事場なのだろうと考えていた。 「もうすぐあの二人が出てきますよ…」 会場が異様な熱気に包まれ始めた時、ひろきは、れいかに、もうすぐ…

下弦の月ー21

「今日は…どちらへ…?」 「この間、紹介した葛城と瞳さんのところです…」 今日はどこへ連れて行ってくれるのかというれいかの問いに、ひろきは、この間紹介したひかると瞳のもとへまた行くのだと答える。 「あのマンションですか…?」 「いえっ…今日は…あの…

まぁ…しょうがないか…

京都の彼氏さんとはいまだ連絡がつきません。 あぁ…もう…自然消滅だと諦めました。 んで、新しい彼氏候補さんと親しくしておりましたが、京都の彼氏さんに買ったCOACHの財布代が響いた高額な携帯代のおかげで、彼氏候補さんとは終わりそうです。 まぁ、…

下弦の月ー20

数日後…何をするわけでもなく部屋で過ごしていたれいかの携帯が鳴り、番号を確かめると、それは、登録したてのひろきの番号だった。 電話の内容は今夜デートに誘いたいから、予定を開けておいてほしいというものだった。 もちろん、れいかに断る理由などなく…

ダメんずホイホイ

京都の彼氏さんからは相変わらず連絡なしです。 このまま、フェードアウトかなと思いつつ、フェードアウトが始まった時期が時期だけに、あぁ・・・私って…やっぱり…ダメんずホイホイなんだなぁ…と思っております。 男って…身勝手…まぁ…女も身勝手ですけどね……

よっちゃんの近況報告

よっちゃんは、今日も元気に病んでます。 様々な依存症に悩まされながら、何とか生きております。 デイケア通所は、入退院の繰り返しで退所になりました。 とりあえず、いまは、お家でのほほんとしております。 彼氏さんと連絡が取れない状態ですが、用事が…

またご無沙汰いたしました

またまたご無沙汰いたしました。 先週の木曜日から今日まで入院しておりました。 夏休み中だった主治医が出勤してきて、話をしたら、いまの私の症状は、統合失調症というより、人格障害だそうです。 どんな人格障害なのかは主治医は言いませんが、人格障害を…

下弦の月ー19

「それではまた。デートしましょう」 れいかを自宅としているマンションの前まで送って来たひろきは、またデートをしようと告げると、れいかの頬に口付けて帰っていった。 「(何なの…?紳士なのか…野獣なのか…わからない…あの態度は…)」 映画館という暗闇…

下弦の月ー18

ひろきの乙女の丘への愛撫は細やかさを増し、れいかは、立っているのがやっとというくらいにまで追い込まれていた。 エレベーターの中といういつ扉が開いて、誰が乗り込んでくるかわからない状況の中で、れいかは、声を殺しながら、迫りくる快感に耐え続ける…

下弦の月ー17

「ここの具合は…どうなのかな…?」 「えっ…?あっ…」 エレベーターに乗り込んだ途端に、れいかのスカートを捲し上げ、れいかの乙女の丘を直に触れてきたひろきに、れいかは、驚いたが、心のどこかで待ち望んでいた行為に、自分が甘く息を吐き始めているのを…

下弦の月ー16

「それじゃ、僕たちはこれで失礼するよ」 「あぁ、またな」 もうそろそろお暇すると切り出したひろきに、ひかるは、またなと声を掛ける。 「お邪魔しました…」 「気を付けて…」 お邪魔しましたと頭を下げたれいかに、瞳は、帰りに気を付けてと優しく微笑みか…

下弦の月ー15

「そうだったのですか…」 事態を把握できた瞳は、れいかに向かい、そうだったのかと呟く。 「あの…疲れませんか…?一日近く相手をしていて…」 瞳のまだ乱れているとわかる黒髪を見ながら、れいかは、一日近く男性と睦み合って疲れたりしないのかと、瞳に問い…

下弦の月ー14

それからしばらくして、寝室だと思われる部屋から黒髪の綺麗な女性が出てきた。 「こんばんは。瞳さん」 「こんばんは…成瀬さん…」 奥の寝室から出てきた瞳に、ひろきは、こんばんはと声を掛け、声を掛けられた瞳は、ひろきにこんばんはと返す。 「お客様な…

下弦の月ー13

「瞳さんは?」 「さっき眠ったところだ。昨夜からずっと俺の相手をしていたからな」 瞳という女性はどうしているのかとひろきに訊ねられたひかるは、瞳なら昨夜から自分の相手をしていたから、寝室で眠り始めたところだと答える。 「さっきって…昨夜からっ…

下弦の月ー12

「やぁ…来てたのか…?」 奥の部屋から出てきた男は、ひろきやれいかが勝手に部屋の中に入って、リビングのソファーに座っている事も訝しがることもなく、ひろきに声を掛ける。 「あぁ…相変わらず仲がいいなって思っていたところだ」 「お前も相変わらずいい…

下弦の月ー11

「ここです…」 ひろきは、れいかにとあるマンションを指さし、れいかの腰を抱きながら、マンションの中へと入っていく。 「ここは…?」 「友人が住んでいるマンションです…」 ここはどこかと訊ねるれいかに、ひろきは、さっき言っていた面白い友人が住んでい…

下弦の月ー10

「やめてください…人が見てます…」 「じゃあ…人が見てなければいいのかい…?」 道の上という不特定多数の人間が行き交う中でキスに及ぼうというひろきを、人が見ているのからと制するれいかに、ひろきは、人が見ていなければいいのかと問いかける。 「嫌がる…

下弦の月ー9

「僕が何をしましたか…?言ってみてください…」 「そんな事言えません…」 自分が何をしたのか言ってみろというひろきに、れいかは、そんな事言えるわけがないじゃないかと俯く。 「何も知らない乙女ぶっても無駄ですよ…この間のパーティーで鎌田のご令息を袖…

下弦の月ー8

「映画は…満足していただけましたか…?」 映画館を出て、駐車場に向かいながら、ひろきは、れいかに、映画には満足してもらえたかと問いかける。 「それどころじゃ…ありませんでしたわ…」 ひろきの映画は満足してもらえたかという問いに、れいかは、ひろきに…