2016-06-01から1ヶ月間の記事一覧
「映画は…満足していただけましたか…?」 映画館を出て、駐車場に向かいながら、ひろきは、れいかに、映画には満足してもらえたかと問いかける。 「それどころじゃ…ありませんでしたわ…」 ひろきの映画は満足してもらえたかという問いに、れいかは、ひろきに…
「息を荒くしてますけど…どうかしましたか…?」 じんわりと与えられる刺激に、俯き、耐えるれいかに、ひろきは、息が荒くなっているけれど、どうかしたのかと声を掛ける。 その間も、ひろきは、れいかの乙女の丘へ刺激を忘れずに与えていた。 「だって…ひろ…
「あっ…何をするのですか…?」 れいかが映画に見入っていると、ひろきがれいかの太腿に手を乗せて来て、乗せてきた手でれいかの太腿を撫で始め、驚いたれいかは、ひろきに小さく抗議する。 「ちゃんと…前を見て…周りに気付かれるよ…」 小さく抗議するれいか…
ひろきに連れてこられるまま、映画館にやってきたれいかは、まず、映画館の規模に驚く。 街の大きな映画館ではなく、一見、ただのビルだと思ってしまいそうな映画館に、れいかは、こんな映画館で上映される映画とはどんな映画なのか興味を持たずにはいられな…
それから…数日後…この日は、ひろきとのデートの約束をした日曜日である。 れいかは、デートの支度をしながら、ひろきが迎えに来るのを待っていた。 「(どんなデートを演出してくれるのかしら…?)」 自分を必ず満足させると言っていたひろきの言葉に、れい…
「今度の日曜…僕とデートしましょう…」 「してくださいではなくて…しましょうなのね…?」 今度の日曜日にデートしようというひろきに、れいかはしてくださいではなく、しようなのかと問いかける。 「そうです…あなたはきっと了承する…」 れいかの問いかけに…
「自己紹介がまだでしたね…成瀬ひろきといいます…」 れいかに名を訪ねられたその男は、自己紹介がまだだったと呟き、自分の名を告げる。 「成瀬ひろきって…成瀬ホールディングスの若き当主ではありませんか…」 「名前を知っていただけてて…光栄です…」 ひろ…
九条れいかは、この日、父親の九条龍三が主催するパーティーに参加していた。 しかし、退屈でたまらなかった。 というのも、れいかと仲良くなりたいという自分と同年代くらいの参加者たちに辟易していた。 「みんな…同じ事しか言わない…みんな…九条龍三の娘…
ここのところ、暗め投稿ばかりしていたので、小説を再UPすることにしました。 タイトルは『下弦の月』です。 前に読んだ方もまだ読んでなかった方も楽しんでいただけたら幸いです。 ただ、変態チックのなので、読んで、頭痛・吐き気・めまいなどの体調の崩…
5月31日に残っていた留守電のメッセージを繰り返し聴いています。 でも、肝心な電話はまだかかってきていません。 よく考えたら、1か月半も放置したら、愛想も尽きるでしょうね。 これって、いわゆる自然消滅っていうやつなのですかね。 彼は、精神科の治療…
彼からの電話を待ち続けて、気がつけば、昨日のお昼にパスタを食べて以来、何も食べてません。 もともと、摂食障害の兆候があったので、食欲が湧かないのです。 昨夜から豆乳のコーヒー味をがぶ飲みしながら、タバコを吸い続けてます。 また、拒食の兆候が出…
未練がましいと思いながらも、今日も彼からの電話を待っています。 きっかけは、自業自得なのですが、もしかしたら、電話をくれるかもしれないと思い、携帯電話とにらめっこの1日です。 会えなくてもいい、声だけでも聞きたい。 未練がましさ満点発言ですが…
6月6日の夕方に着信履歴を残して以来、何の音沙汰もない人からの電話を待って夜更かしです。 未練がましいですが、もしかしたらと思い、待ってしまいます。 普通、1か月半も電話に出なかったら、何かあったのではと心配するはずなのに、それがないという事は…
携帯の着信履歴に覚えのない番号が入っていたので、ネットで調べてみたら、あらまビックリ! どこだと思います? なんと大阪のラブホテル! 私が前に勤めていたホテヘルの御用達のラブホテルだったのです。 日にちは6月1日水曜日。 だよね。やっぱり、だよね…
一か月半ぶりの投稿です。 あの後、やけになって、大量服薬して、救急病院に運ばれ、そこを退院して、そのまま通院していた精神病院に入院しておりました。 そして、無事、本日、退院の運びとなりました。 入院中もシーツを破って首を括ったりと症状はいまま…