2015-05-24から1日間の記事一覧

UPが速すぎてごめんなさい。

創作小説・砂漠の薔薇のUPのスピードが速すぎると言われていたのですが、今日も16ページ分UPしてしまいました。 キリのいいところでやめようやめようと思いながら、16ページ分UPしてしまいました。 まぁ、みなさんずっとパソコンの前にいるわけではな…

砂漠の薔薇ー30

「アスラン様…」 「リンコ…そなたは…本当に…可愛い奴だな…」 アスランの身体に擦り寄りながら、アスランの名を呼ぶ凛子を抱き寄せたアスランは、凛子の額に軽く口付ける。 「なんだか…くすぐったいです…」 凛子の額や頬に口付けるアスランに、凛子は、くすぐ…

砂漠の薔薇ー29

「あっ…んっ…はっ…んっ…」 「今日も…よい声だ…」 自分の愛撫に甘い声を漏らす凛子に、アスランは満足げに笑い、凛子を優しく愛撫する。 首筋や肩口そして胸と刻印が残せるところには刻印を残し、蜜が溢れる秘境をアスランは、指と舌と唇を巧みに使い、感度が…

砂漠の薔薇ー28

「リンコ…ようやく…私からの贈り物を受け取ってくれたな…」 夜になり、凛子のもとを訪れたアスランは、やっと自分からの贈り物を受け取ってくれて嬉しいと笑いかける。 「宦官が可哀想だったからです…」 アスランの言葉に、凛子は、自分とアスランのもとを何…

砂漠の薔薇ー27

夜が明け、王宮に戻ったアスランと凛子は、心配して姿を探していた宦官に、アスランは心配はいらぬと笑い、凛子をハレムに戻し、執務へと向かう。 「あの…これは…」 アスランと凛子が心を通わせたと知らない宦官は、昨日の命令通りに持ってきたアスランから…

砂漠の薔薇ー26

「どちらへ…?」 「いいところだ…」 馬にいきなり乗せられ、どこへ連れて行かれるかわからない凛子は、アスランに、どこへ連れて行くつもりなのか訊ねたが、アスランは、いいところだと答えたきり、何も教えてはくれなかった。 「着いたぞ…見るがいい…」 馬…

砂漠の薔薇ー25

「綺麗な…星空…」 丑三つ時に目を覚ました凛子は、アスランを起こさないようにベッドから降りると、窓辺に立ち、降っているような星空を眺める。 ついに、自分はアスランを受け入れた…アスランを受け入れたという事は、このハレムで生きていく事を決めたのと…

砂漠の薔薇ー24

天蓋の纏めを解かれ、薄闇に包まれたベッドの中で、身体を仰け反らせ、快感に喘ぐ凛子と均整の取れた身体つきで凛子を突き上げるアスランの影が揺らめき続ける。 「リンコ…綺麗だ…」 全身を薄紅色に染め、アスランが与える快感に喘ぐ凛子に、アスランは、優…

砂漠の薔薇ー23

アスランを受け入れてしまっていると感じた瞬間、アスランの愛撫が心地よいものとなっていく事に凛子は驚愕する。 嫌なはずなのに、純潔を汚した相手のはずなのに、アスランを受け入れてしまっている自分に凛子は驚かずにはいられなかった。 「あっ…んっ…は…

砂漠の薔薇ー22

「サルタン…」 「サルタンではない…アスランだ…そなたには…そう呼ばれたい…」 アスランを見上げながら、サルタンと呟いた凛子に、アスランは、自分を王としての呼び方ではなく、一人の男として呼んで欲しいと告げる。 「アスラン…様…」 「そうだ…これからは……

砂漠の薔薇ー21

「もし…私が…そなたを献上させなければ…そなたの肌には容赦なく鞭が振るわれていたぞ…」 自分が奴隷として売られるために囚われたのだと知り、震える凛子に、アスランは、奴隷になった娘がどんな扱いを受けるものなのか告げる。 「脅すつもりはないが…そなた…

砂漠の薔薇ー20

その夜…凛子が恐れていた通りに、アスランが現れた。 「リンコ…なぜ…私からの贈り物を拒否する…?」 自分が現れた事に怯える凛子に、アスランは、どうして自分からの贈り物を拒否するのかと問いかける。 「私は…あなたからのどんな言葉も贈り物も受け取りま…

砂漠の薔薇ー19

「だから…受け取れません…」 一度突き返したアスランからの贈り物を再び運んできた宦官に、凛子は、アスランからの贈り物は一切受け取らないと告げる。 「サルタンからのご命令です…あなた様が受け取るまで毎日届けろと…」 凛子の拒否の言葉に、宦官は困った…

砂漠の薔薇ー18

朝が来て、アスランは、名残惜しそうに凛子から離れると、サルタンの執務へと向かう。 アスランが離れてしばらくすると、凛子はだる重い身体を起こし、周囲を見渡し、アスランがいないのを確かめ、二晩続けて行われた凌辱に涙する。 これは愛の行為ではない……

砂漠の薔薇-17

「うぅーっ」 アスランの分身が押し込まれ、中を大きくかき混ぜられた瞬間、凛子の口から悲鳴とも喘ぎともいえない声が上がる。 その後、穿たれる度に悲鳴とも喘ぎともつかないくぐもった声がアスランの耳に届く。 「リンコ…私のものなったと…認めろ…」 凛子…

砂漠の薔薇ー16

アスランの一方的な想いの愛撫は続き、組み敷かれ、口を塞がれた凛子は、首を横に振り、アスランの巧みな愛撫に屈するまいと耐え続ける。 しかし、昨夜与えられた快楽の名残りが残った凛子の身体は、アスランの愛撫に反応し、その反応を感じ取ったアスランは…

砂漠の薔薇ー15

「嫌です…」 「そなたにもう拒否権はない…」 アスランに屈しまいとする凛子に、アスランは、凛子はもう自分を拒否する事はできないと告げる。 「大人しくするんだ…じゃないと酷くしてしまう…」 昨夜の出来事の続きと思える事態に震える凛子に、アスランは、…

天上の青

タイトルが何を示すかというと、小説のタイトルです。 もちろん私が書いた小説ではありません。 曾野綾子さんという作家が書いた小説で、大久保清事件を基に書かれた小説です。 最初はテレビドラマで知りましたが、小説自体も図書館で借りて読みました。 朝…