砂漠の薔薇ー16

 アスランの一方的な想いの愛撫は続き、組み敷かれ、口を塞がれた凛子は、首を横に振り、アスランの巧みな愛撫に屈するまいと耐え続ける。


しかし、昨夜与えられた快楽の名残りが残った凛子の身体は、アスランの愛撫に反応し、その反応を感じ取ったアスランは、昨夜開発した凛子の感じる個所を刺激し続ける。


「素直に私を受け入れろ…」


 慎ましく膨らんだ膨らみの先にある蕾に、そっと舌を這わせながら、アスランは、凛子に、自分を素直に受け入れるのだと告げる。


 その言葉に、凛子は絶対に受け入れてなるものかとばかりに、首を横に振り続ける。


「また…手を縛られたいのか…?」


 抵抗を繰り返す凛子に、アスランは焦れたように、昨夜のように両手を戒められたいのかと脅すように問いかける。


「そうだ…大人しくすれば…手荒な真似はしない…」


 自分の脅しのような言葉に身を震わせた凛子に、アスランは、大人しくすれば、昨夜のような真似はしないと囁きかける。


 今夜は、どうやら昨夜のように、凛子を蕩けさせる時間も余裕もないようだと思ったアスランは、凛子の秘境に潤みがないのを確かめると、当たり前のように秘境に顔を埋め、凛子の若芽を刺激し、そこに唾液を送り込む。


「んぅぅ」


「昨夜はあんなに喜んでいたじゃないか…ほらっ…ここはもう二本も銜え込んでいる…」


 蜜穴で蠢かされるアスランの指に、思わず声を上げる凛子に向かい、アスランは、昨夜はあんなに喜んでいたじゃないかと笑いながら、凛子の中に差し入れた指を蠢かせ続ける。


 指を蠢かせれば、唾液以外の液が分泌され始めている事を感じたアスランは、凛子の中の感じる場所を刺激し、凛子の緊張を解く。


 指はすぐ引き抜かれ、凛子の秘境に、アスランの分身があてがわれる。