2015-03-05から1日間の記事一覧

大奥恋絵巻ー12

「上…様…」 「益々…可愛い奴だ…」 お妙の身体が自分を受け入れる準備をし始めている事に、家治は嬉しいと思いながら、昨夜同様、お妙の未発達な肉芽と花弁を刺激しながら、お妙の蜜を啜り続ける。 「あっ…うっ…んっ…はっ…んっ…」 「昨日より…よい声だ…」 心…

大奥恋絵巻ー11

その夜…家治は、瑤子が目論んだ通りに、お妙を所望する。 「お妙…どうして…昨日より震えている…?」 お妙を抱き寄せた家治は、お妙の震えぶりに、どうして昨夜よりも震えているのかと問いかける。 「上様…私…お暇を…」 家治に抱き寄せられたお妙は、もう大奥…

大奥恋絵巻ー10

「お妙…よくやってくれました…上さんの覚えめでたかったと聞いている…」 昨夜の疲れがようやく取れたお妙を自分の前に召し出した瑤子は、お妙に昨夜の家治の様子は聞き及んでいる、よくやったと嬉しそうに声を掛ける。 「御台様…私…」 家治に一晩中抱かれた…

大奥恋絵巻ー9

「あ、や、んっ、こわれっ、る…」 初めて知る圧迫感と甘い疼きに、お妙は身体を仰け反らせ、迫りくる快感に耐え続ける。 「好い…好いぞ…」 お妙が小さく達する度に、お妙の中は、家治に達しそうなほどの好さを与え、その度に、家治は堪えながら、お妙を貪り…

大奥恋絵巻ー8

「これしきで驚いておったら…わしを受け入れられぬぞ…」 初めての感覚に驚くお妙に、家治は、これくらいの事で驚いていたら自分を受け入れられないと囁きかけながら、蜜を溢れさせる蜜穴を指で刺激し続ける。 「あっ…ふっ…はっ…んっ…」 痛みを感じていた指も…

大奥恋絵巻ー7

幾人もの女性を知り尽くした家治の巧みな愛撫に、初めて感じさせられる娘が陥落するのは時間の問題であった。 「あ…あぁっ…やっ…んっ…」 全身を薄紅色に染め、迫りくる快楽に耐える娘の姿はなんと妖艶で美しいことか…その姿に家治の欲情は高まるばかりだった…

大奥恋絵巻ー6

「可愛いな…御台が薦めるのも納得がいった…」 家治は、布団に横たわらされたお妙の顔をまじまじと見ながら、瑤子が薦めてきたのにも納得がいくくらいに、お妙は可愛い顔をしていると囁く。 「上様…私には…」 「許婚など…わしの前では些細な事…」 自分にはれ…

大奥恋絵巻ー5

その夜…お妙は、身を清められ、お美津の導くままに、家治を迎える寝所へと向かう。 「いいですね…?上様のお心のままに…お任せするのですよ…」 寝所に向かいながら、お美津は、お妙に、家治の望むままに身を任せるようにと諭し、くれぐれも自分に許婚がいる…

大奥恋絵巻-4

家治が御台所付きの娘を所望した…その話は瞬く間に大奥内を駆け巡り、お菊の方の耳にも届いた。 「あの…公家さん…自分の代わりに寵愛を得られるかもしれない娘を…探していたのね…」 将軍の世継ぎを生み、権勢を欲しいままにしていたお菊の方は、瑤子の思わぬ…

大奥恋絵巻ー3

運命は、お妙のささやかな幸せを打ち砕こうとしていた。 大奥勤めにお妙が慣れ始めたある日、瑤子に呼ばれて瑤子の部屋に入ると、一人の聡明な武士が瑤子と共に座っていた。 それが時の将軍だとわかったお妙は、深々と頭を下げる。 「上さん…この娘はお妙と…

大奥恋絵巻ー2

瑤子のそんな野望などに気付く間もないお妙は、この大奥で行儀見習いを終えた後に控える佐久間蔵之介との婚儀に胸を馳せていた。 「(この大奥での…行儀見習いを終えたら…蔵之介様と…)」 佐久間蔵之介とはお妙が幼き頃から兄のように慕い続けた若き武士で、…

大奥恋絵巻ー1

いつの将軍の時代か忘れたが…ここは…華の大奥…今日ここに行儀見習いを兼ねて大奥勤めに上がった娘がいる。 名はお妙…先に大奥に上がっていた遠縁のお美津を頼って行儀見習いを兼ねて、大奥勤めに上がったのだ。 大奥といえば、一人の将軍に三千人近い女子が…