「まさか…ここでするのですか…?」
路地裏の壁に背中を押し付けられたまりは、蒼に、まさか、ここで事に及ぼうというのではないかと問いかける。
「そうだ…ここで…いつものようによがるのだ…それがお仕置きだ…」
まりの問いに、蒼は、まりの着物の前を肌蹴させながら、ここでいつものようによがるのがお仕置きだと告げる。
「どうした…?固くなっているじゃないか…興奮しているのか…?」
まりの慎ましい膨らみをやわやわと揉み、膨らみの蕾を舌で転がしながら、蒼は、まりに、いつもより蕾が固いが興奮しているのかと、意地悪気に囁く。
「そんな…こと…あり…ません…」
蒼の意地悪な囁きに、まりは、零れる甘い吐息に邪魔されながら、興奮なんてしていないと答える。
「嘘を吐け…もう…こんなに…濡らしているじゃないか…」
興奮などしていないというまりに、蒼は、まりの秘丘の花弁を指で押し開きながら、もう秘丘は蜜が溢れていると囁きかける。
「私が欲しいと…言ってみろ…」
まりに跪くようにしゃがみ、まりの秘丘を舌で愛撫しながら、蒼は、まりに、自分が欲しいと言ってみろと囁く。
「いやっ…です…」
「欲しくてたまらないくせに…」
どんなに感じさせられていても、蒼が欲しいとは口が裂けても言えないと呟くまりに、蒼は、本当は自分が欲しくてたまらないのだろうと囁く。
蒼の囁きに、まりは、蒼を求めてしまいそうな自分と必死に戦う。
蒼に心を奪われた事を蒼に悟られたくなくて、必死に蒼を求めたい気持ちを堪え続ける。