2015-09-29から1日間の記事一覧

平安恋奇譚ー13

「あっ…やっ…はっ…んっ…やっ…んっ…はっ…んっ…」 「随分…感じているじゃないか…いやらしい音も立てて…」 緩急のついた蒼の突き上げに、甘い嬌声を上げ続けるまりに、蒼は、まりの感じるところを突きながら、意地悪気に囁き続ける。 体勢を入れ替えて、まりを…

永遠の片想いその2

恋って…どうして多くを望むのでしょう。 恋をした男性看護師に逢いたくてたまりません。 しかし、その方は夜勤の多い方で、デイケアに通う私とはなかなか逢えません。 毎週火曜日はデイケアを休むので、その方と逢えるチャンスは減ります。 恋愛妄想と呼ばれ…

平安恋奇譚ー12

「こんなにしておきながら…知らぬと言うのか…?」 まりの快楽に身悶えながらの答えに、蒼は、口では強情な事を言っていても、身体は自分の与える快楽の虜になっているではないかと囁く。 「ここも…こんなに…膨らませて…」 まりの秘丘の頂にある赤く充血した…

平安恋奇譚ー11

そして…夜になった… 「あっ…やっ…んっ…はっ…んっ…」 行燈の灯りだけの部屋に、快楽を覚えたての少女の嬌声が響き渡る。 「ここも…感じるのか…?感じやすいやつだな…」 快楽に咽び泣くまりに、蒼は、まりの感度の良さを推し量るように、まりの足の指を舐り続…

平安恋奇譚ー10

「食事って…普通なんですね…」 小梅が運んできた食事を見たまりは、魔物というからもっとゲテモノの食事が運ばれてくると思っていただけに、ごく普通の食事に驚く。 「蒼様くらいの方は…人間とさほど変わらない食事をしても平気なのですよ…」 食事が普通であ…

平安恋奇譚ー9

あれから何時間眠っていたのだろう…? 意識を取り戻したまりは、慌てて蒼の姿を探す。 「お目覚めになられましたか?」 まりが、蒼の姿を探していると、目の前に十二単姿の女性がいて、目が覚めたかと声を掛けられる。 「私…まり様の…お世話を仰せつかった小…

今日から

今日から社会福祉協議会の日常生活支援事業のサービスが始まりました。 ヘルパーさんに日持ちする食料を買ってきてもらって、タバコやコーヒーを買ってきました。 安いタバコしか買えませんが、週に二千円たばこ代としてもらえるならいいかなと思います。 い…