2014-12-27から1日間の記事一覧

甘すぎて…

いま、また、新しい小説を書いているのですが、セリフがくさいだの雰囲気が甘すぎるだのものすごいものになってます。 読み返すといやん!恥ずかしい!って感じです。 今回は目指せ官能小説ではなく、目指せハーレクインロマンスです。 読んだらわかると思い…

酔芙蓉あとがき

酔芙蓉いかがでしたか? かなみが籠の鳥になった経緯が知りたいという声があったので、数時間ほどで書き上げたのですが、うまく書けていたでしょうか? 書いてる当人は、初体験はあまりいいものではなかったので、純潔を捧げる表現がうまく書けてるか自信は…

酔芙蓉ー6

「本当に…かなみは…初めてだったのだな…」 シーツに残る赤い斑点を見た西田は、本当にかなみは処女だったのだなと布団の上に横たわるかなみに声を掛ける。 「すみません…気を使わせてしまって…」 「何を言う…嬉しいのだ…こんなわしに…こんな大切なものを…捧…

酔芙蓉ー5

「はい…だから…西田様…」 「わかってる…乱暴な事はしない…」 かなみがまだ純潔を保っていたことを知った西田は、かなみの純潔を奪える喜びを感じながら、かなみに、優しく抱くと囁きかけ、かなみの身体に唇を這わせていく。 「あっ…んっ…はっ…んっ…」 「かな…

酔芙蓉ー4

「西田…様…それは…西田様の籠の鳥になれという事ですか…?」 西田の言葉を聞いたかなみは、西田の籠の鳥になれという事かと問いかける。 「嫌なら…強制はしないが…わしの気持ちを知って欲しい…」 自分が切り出した言葉に戸惑いを見せるかなみに、西田は、自…

酔芙蓉ー3

それから…数か月…西田とかなみは、同伴やアフターを繰り返しながら、客とホステスの関係を続けてきた。 そんなある夜…この日、西田は店に行ったが、かなみが休みと聞いて、以前、アフターの帰りに送ってきたかなみの家の前にいた。 「なんか…ストーカーみた…

酔芙蓉-2

それから…数日後… 「彩乃さん。ご指名です」 「はい。わかりました」 黒服の声に、かなみは応えると、指名客がいるというテーブルに向かう。 「久しぶりだね。また来てしまったよ」 「ご指名ありがとうございます…西田…様…」 指名客とは西田で、かなみは、西…

酔芙蓉ー1

皆川わたると出会う数年前…綾瀬かなみは、カルチャースクールで日舞を教える傍ら、夜の街でホステスとして働いていた。 着物がとても似合うホステスがいるとその界隈ではかなみは有名だった。立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花という言葉を地でいってい…

おまけの話

花灯篭・月光花・雪月花でかなみがなぜ籠の鳥になったのかという疑問点があるというお言葉に、おまけの話として、かなみが籠の鳥になった経緯を書いてみました。 疑問の声を聴いて数時間で仕上げた話なので、いくつかまた突っ込みどころがあるでしょうが、そ…