「こんなにしておきながら…知らぬと言うのか…?」
まりの快楽に身悶えながらの答えに、蒼は、口では強情な事を言っていても、身体は自分の与える快楽の虜になっているではないかと囁く。
「ここも…こんなに…膨らませて…」
まりの秘丘の頂にある赤く充血した肉芽を舌でつつきながら、蒼は、まりに、さらなる快楽を教え込んでいく。
「あっ…だめっ…そこはっ…」
「だめじゃないだろ…?好いだろ…?」
蒼が身体に刻み込んでいく快楽に、身悶えるしかないまりに、蒼は、さらなる快楽を仕込むように、まりの肉芽に舌を絡ませていく。
「あぁっ…だめっ…おかしく…なっ…ちゃう…」
蜜を溢れさせる蜜口に指を蠢かされながら、肉芽に舌を絡まされたまりは、身体がおかしくなってしまうと呟き続ける。
「もっとおかしくなればいい…私の与える快楽に…お前は勝てないのだから…」
まりの呟きに、蒼は、自分が与える快楽に、まりは勝つことができるわけがないのだから、もっとおかしくなればいいと囁きかける。
「ほらっ…イってみろ…私の与える快楽に…もっと堕ちるのだ…」
まりの蜜口に入れた指を蠢かす速度と肉芽に沿わせた舌の動きを速めながら、蒼は、まりに、自分が与える快楽にもっと堕ちるように囁き続ける。
「あっ…やっ…いくっ…蒼…様…」
度重なる刺激と囁きに、まりは、身体を大きくのけ反らせ、蒼の与える快楽に堕ちていく。
「イッタのか…?だが…まだ終わりではないぞ…」
小さな絶頂に達し、肩と胸で息をするまりに、蒼は満足げに笑いながら、張りつめた自身をまりの蜜口にあてがい、まりの中へと突き進む。