「大丈夫かい…?初めてなのに…激しくやりすぎたかな…?」
れいかの視界を奪っていた布を取り払いながら、ひろきは、れいかに、初めてなのに、激しくやりすぎたのではないかと問いかける。
「いいえ…大丈夫です…」
「いま解いてあげるから…」
「解かないで…」
ひろきの問いに、れいかは大丈夫だと答え、両手を戒めていた縄を解こうとしたひろきを制す。
「私…こんなに…満ち足りた気分…初めて…」
優しく頬を撫でるひろきの手を感じながら、れいかは、こんなに満ち足りたセックスは初めてだと呟く。
「あんな風に…いじめられたのに…?」
「えぇ…」
筆などで甚振られたのに、満ち足りているのかというひろきの問いに、れいかは、甚振られた事が嬉しいと思えてくるくらいに満ち足りていると答える。
「君は…やっぱり…そっちの気がある…僕の趣味に付き合えるくらいのね…」
れいかの返答に、ひろきは、れいかは自分が思っていた通りに、甚振られるのが好きな気があると笑う。
「本当に…?」
「あぁ…」
「じゃあ…もっといじめて…」
本当に自分にはひろきの趣味に付き合えるだけのものがあるのかというれいかの問いに、ひろきはそうだと答え、その言葉を聞いたれいかは、ひろきにもっといじめて欲しいとねだる。