碧と雅彦の離婚成立から半年後…
「碧さん…希望の光の先はどうだい…?」
「眩しくて見えないくらいだわ…」
源太に、希望の光の先にある風景はどんな感じなのかと訊ねられた碧は、希望の光の先は、眩しくて見えないと答える。
「碧さん…いきなりですが…僕と結婚してくれませんか…?」
希望の光の先にある風景に目を細める碧に、源太は、いきなりだけれど自分と結婚して欲しいと、碧に求婚する。
「本当に…いきなりだわ…でも…悪い気はしないわ…」
源太からの求婚に、碧は本当にいきなり過ぎると驚いたあと、源太に求婚されて悪い気はしないと答える。
「ねぇ…こういう時…どうしたら…いいの…?」
「はいかいいえで答えてくれればいいんです…」
源太からの求婚が嬉しい反面、求婚などされずに結婚した自分を源太が本当に想ってくれているのかわからなくなった碧は、源太に求婚の返事はどう返事したらいいのかと訊ね、訊ねられた源太は、はいかいいえで答えてくれればいいのだと返す。
「ありがとう…源太さん…」
「それは…はいと取っていいのですね…?」
源太からの求婚を受け入れる決心をした碧は、ありがとうと呟き、その呟きを受けた源太は、それは、自分の求婚を受け入れると取っていいのだなと問いかける。
「他に答えが浮かばないの…」
「いいんです…はいなら…」
源太の求婚に対して上手い言葉が見つからないという碧に、源太は求婚を受け入れてくれるなら、言葉などどうでもいいのだと返す。