「だったら、抱いてみろ。どうせ、口だけだろ」
わたるの挑戦ともいえる呟きに、西田はそれが本当なら、いまここでかなみを抱いてみろと告げる。
「いいですよ…あなたが…それを…直視できるなら…」
西田の挑戦とも取れる言葉に、わたるは、西田が自分のように直視できるなら、いまここでかなみを抱けると告げ、かなみに近寄っていく。
「わたるさん…」
「何度も言ったじゃないですか…僕は…かなみさんが…社長に抱かれた直後でも…抱けるって…」
不安げに見上げてきたかなみに、わたるは、優しく笑いかけると、何度も言っているように、自分は西田に抱かれた直後のかなみでも抱けると呟き、かなみの紅の剥がれた唇に自分の唇を重ねる。
「かなみさん…僕に…気持ちを預けてください…大丈夫ですから…」
苦痛の涙を流したかなみの瞼に口付けながら、わたるは、かなみに、大丈夫だから、気持ちを自分に預けて欲しいと呟く。
「わたるさん…」
「大丈夫です…だから…かなみさんも…僕に…全て委ねてください…」
西田に抱かれた直後の直後の事態に戸惑うかなみに、わたるは、大丈夫だから、かなみも自分に全てを委ねて欲しいと笑いかけ、西田も触れた形のいいかなみの乳房に吸い付き、もう一方の乳房を手でまさぐる。かなみもまた、甘く艶やかな声を漏らし始める。
わたるの唇は、下の方へと下がっていき、ついに、いまさっきまで西田と繋がっていた秘丘へと辿り着く。
「わたるさん…そこだけは…」
「大丈夫って…言ったじゃないですか…かなみさんは…僕に全てを委ねてくれるだけでいいんです…」
さすがにそこだけはだめだと呟くかなみに、わたるは、自分に全てを委ねてくれるだけでいいからと呟くと、かなみの秘丘への愛撫を始める。花弁を舌でかき分け、陰核を舌で撫で、そして、陰核に口付け、西田を受け入れていた蜜壺に舌を差し入れ、その舌を蠢かせ続ける。
「やめろ。やめるんだ」
「やめません。あなたがかなみさんを抱けと言ったのですから…」
今すぐかなみへの愛撫をやめろと叫ぶ西田に、わたるはやめないと言い切り、西田がかなみを抱いてみろと言ったのだから、自分はちゃんとかなみを抱くのだと答え、かなみの秘丘への愛撫を続ける。
わたるの執念とも呼べる秘丘への愛撫に、かなみは、西田がいるのにも関わらず、甘く艶やかな声を漏らし続け、その声を聴きながら、わたるは、かなみを愛おしむように、かなみの秘丘への愛撫を続ける。