バタバタと動かしていた足も簡単に抑え込まれ、それでも恐怖で暴れれば、戒められた両手首にリネンの紐が食い込む。
完全に動きを封じられ、凛子が身に纏っている申し訳程度な服がアスランによって脱がされるのは時間の問題だった。
「あっ…いやっ…やめて…」
初めて感じるちりっとした甘い痛みに、凛子は身体を捩じらせ、抵抗の言葉を繰り返す。
その甘い痛みは全身におよび、凛子は、初めて知る感覚に、身体を捩じらせ続ける。
「上質の絹のような肌をしている…色も感触も…これは楽しみ甲斐がある…」
アスランは、そんな凛子を見ながら、根気よく凛子の反応を引き出すように、肩口はもちろん胸そして脇腹それから大腿部と全身をまんべんなく愛撫する。
女性を知り尽くしたようなアスランの巧みな愛撫に、初めて感じさせられる少女が陥落するのは時間の問題であった。
「あ…や…な…に…これ…」
「感じやすいのだな…本当に…初めてか…?」
全身を駆け巡る緩い電流のような感覚に戸惑う凛子に、アスランは低く笑いながら、本当に初めてなのかと問いかける。
「あぁっ…やっ…んっ…」
凛子の身体は薄薔薇に染まり、与えられる刺激に耐える姿は、アスランをさらに興奮させていく。